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副業せどりは確定申告が必要か?

今回は、副業せどりで、ある程度利益を出したら付き合わなければならない【確定申告】についての解説です。

 

副業せどりは立派なビジネスです。利益が出たら基本的には税金を支払わなければなりません。しかし、確定申告が必要な場合と不要な場合がありますが、それは知っていますか?

 

私は、独学でAmazonせどりを始めました。しかも副業なので、今までまともに確定申告もしたことはありません。当たり前のように会社で年末調整をされ、所得税や住民税もいくら支払っているのかすら、気にしたことがありませんでした。

ありがたいことに努力が実り、Amazon販売1年目から売上1900万円を出すことができました。最初は確定申告にびびっていました。そんな私でも、副業挑戦前に取得した簿記2級の知識を活かし確定申告を乗り越えることができました。

 

今回は、副業せどり確定申告が必要か?についてお話します。

 

私は副業でせどりをやっていますが、確定申告のことはよく聞かれます。

せどりって確定申告が必要なのですか?どんな場合に税金の支払いが出てきますか?
最初はよくわからないですよね。でも勘違いをして脱税なんてしたら問題になります。確定申告が必要な場合はどんな時かを解説していきます。

 

今回の記事の前提として

まず、私自身の条件をお伝えします。

①給与所得者(年収500万円以下)

➁配偶者なし・子供なし・同居家族なし

➂ふるさと納税あり

④医療費控除あり(医療費20万円程度)

➄副業はせどりのみ(売上1900万円)

経験談をお伝えする上で、必要な情報だと思います。

特に、副業せどりというところです。

この前提を踏まえて、この後のお話を聞いていただければと思います。

 

 

副業せどりで確定申告って必要なの?

これはもう結論から言うと

所得20万円を超える人

は確定申告が必要です。

 

これは国税庁のHPにも確定申告が必要な人について

記載があります。

      国税庁のHPより

つまり、1か所からの給与所得が2000万円以下で、副業せどりの所得が20万円を超えるなら確定申告が必要です。

私も当然、

本業の収入が2000万円以下で

副業せどりの所得が20万円を超えている

ので確定申告が必要になりました。

 

所得ってなに?売上?利益?

先程確定申告が必要なのは

所得20万円を超える人と言いました。

 

所得金額の定義

事業をやっている場合には

所得金額=収入金額-必要経費

となります。

 

せどりに当てはめると

収入金額➡売上金額

必要経費➡仕入費用・交通費・梱包材など

所得金額➡利益

と読み替えることができます。

 

所得=利益と聞いて間違えやすいこと…

『所得が利益ね~』

と思った方。

利益にも実はいろんな種類があるんです。

これは分かりづらいので細かいことは省きますが複雑です。

例をだして2つの利益についてお話をしますね。

 

一般的に情報発信などで使われる利益(粗利益)

よく、SNSや情報商材で言われる利益は

売上-仕入原価

のことを言います。

粗利益と言われて売上総利益とも言います。

これは1つの商品について使われることが多いです。

例えば

空気清浄機を5万円で売り上げたとします。

仕入費が3万円だとしたら

粗利益は2万円です。(売上5万-仕入3万)

単純に、売上から仕入原価を引いただけの金額ということですね。

 

所得といわれる利益(当期純利益)

これが先程言った20万円を超えると

確定申告が必要な利益のことです。

 

粗利益と違って、1つ1つの商品に対して出すのは、至難の業です。

せどりをやっていると、仕入費用の他にも経費がかかりますよね?

 

例えば

Amazonに支払う手数料

仕入れをするときのガソリンや交通費

自己発送のときの郵送料

梱包資材

他にもたくさんあると思います。

これらは1つ1つの商品に当てはめるのは難しいです。

 

なので税金を計算する時の所得を出す場合には

1年間の全体で考えます。

売上-仕入-その他の経費(上で挙げたようなもの)

これらを差し引いた上で利益を算出します。

 

例えば

1-12月までの売上1000万円、仕入費は700万円。

経費100万円。

この場合、利益(所得)は200万円(1000万-700万-100万)。

 

 

副業せどりでは不要でも確定申告が必要な場合も!?

ここまで、副業せどりで確定申告が必要になる場合についてお話してきました。

『自分は副業せどりで今年は利益10万円だったから確定申告不要だ!』と安心している方。

 

注意が必要です。

 

万が一、医療費控除など、自分での確定申告が必要な場合には

なんと、せどりの収入も合わせて申告する必要があるのです!

 

国税庁のHPにも明確に記載されていますね。

国税庁HPより

つまり、副業の所得が20万円以下でも、自分で確定申告が必要な方(医療費控除など)は、副業の分も合わせて確定申告しなければならないんです。

 

【まとめ】副業せどりは確定申告が必要か?

■基本的な判断は、副業の所得が20万円を超えるかどうかで判断する。

■所得とは(収入金額―必要経費)のこと。

■年末調整で事足りず、確定申告が必要な方(医療費控除などで)は注意。

確定申告する場合に、副業所得20万円以下でも一緒に確定申告しなければならない!

 

副業せどりで確定申告が必要かどうかについて解説しました。

副業を始めた方は、このあたりを勘違いしがちです。まず、副業での所得(収入金額から必要経費を除いた金額)が20万円を超えるかどうか。超えていたら確定申告必要です。

そして超えていなかった場合には、年末調整以外に、ご自身での確定申告が必要かどうか?確定申告する場合には、結局副業の所得が20万円以下でも申告が必要になります。分かりづらいですが、せどりを頑張っていても脱税になってしまっては元も子もありません。しっかり理解して副業せどりをしんで行きましょう。

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